当サロンの40〜50代のお客様のお悩みといえば、トップ3はこれ!
- お肌のハリがなくなって、しぼんだ感じがする
- ほうれい線が目立って、実年齢よりも老けてみられてしまう
- 十分元気なのに、「疲れてる?」と聞かれる
わかりますよ、みなさんのお悩み。
一生懸命高い化粧品を使っているのに、一向にお肌の状態が改善されない!
本当に、嫌になりますね。
でも、安心してください。そんなお悩みをお持ちなのは、あなただけではありません。
- 今使っている化粧品じゃダメなのかしら?
- 美容外科でプチ整形するしかない?
- 夕方になっても元気にみられたい!
こんな風に、皆さん悩んでいらっしゃいます。
そこで今回は、そんな悩みのトップ3のひとつ目
①お肌のハリをアップするにはどうすればいいのかの原因と対策をお伝えしますね。
②ほうれい線を目立たなくさせるにはどうするか
③午後になっても生き生きとした表情を保つ方法は
別の記事でご自分でできる方法をお伝えしますので、ぜひやってみてくださいね。
なぜお肌のハリがなくなるの?その大きな原因は2つ
なぜお肌のハリがなくなって、しぼんだように見えてしまうのでしょう。
それは、「ハリを保つ成分が減少すること」そして「表皮の乾燥」です。
ハリを保つ成分ってどんなの?~肌の仕組みを知る~
私たちの肌は、上から、
- 表皮
- 真皮
- 皮下組織
と、3層になっています。
真皮の部分が一番厚みがあって、この中にコラーゲンやエラスチンなどが含まれています。
お肌にはコラーゲンがいい、ってよく言われますよね。
確かに、コラーゲンも大事ですが、同時にエラスチンも必要なんですよ。
コラーゲンやエラスチンはタンパク質からできた繊維で、ネットのようになったコラーゲンをエラスチンが止める役割をしています。
この大事な繊維が年齢とともに減少してくるため、お肌がしぼんだように見えてしまうんです。
ぴん!と張ったネットはボールを投げると弾きますが、緩んでいると戻ってきませんよね。コラーゲンやエラスチンが減ってしまったお肌は、まさに緩んだネットのような状態なんです。
お肌が乾燥すると荒れてしぼんで見えます
若い頃はお肌が「プルプル」だったと思いますが、それは潤いが十分でダメージが少なかったからですね。
年齢とともにお肌の水分量の減少と新陳代謝の低下、紫外線によるダメージによって乾燥はひどくなります。
例えば、手の甲に水をほんの少しのせてみて下さい。
若いころは、水滴が丸くきれいな形でのっていたはずなのに、地図のような変形した水滴になっていませんか?
乾燥でダメージを受けた表皮が、ささくれ立ってツルっとしていないためきれいな水滴の形が作りにくいのです。
実際の見た目も、お肌の表面が砂漠のようにカサカサになってしまいますから、「プルプル」とした感じがなくなってしまうのですね。
お肌にハリを出してプルプル、ぴん!となる方法は?
では、どうすればしぼんだお肌に、ぴん!とハリを取り戻すことができるのでしょうか。
それには、3つの方法があります。
①線維芽細胞にアプローチするマッサージがおすすめ
真皮にあるコラーゲンやエラスチンは、「線維芽細胞」というものが作り出しています。
ということは、その線維芽細胞そのものに働きかければいいということになりますね!
とはいっても、線維芽細胞は真皮にありますから、外から化粧品をつけるだけではダメです。
ここは優しくマッサージをして、活性化させましょう。
- 強く、ぐいぐい押す必要はありません。優しくなでるようにして、血行を良くしていけばいいのです。
- お肌を傷めないために、クリームかオイルを塗って手が滑らかに滑るようにするといいでしょう。
- 小鼻の横あたりから、頬骨の下を通って、上顎の付け根の方まで、少しずつ指をずらしながらプッシュしてみてください。そして、耳の付け根あたりから鎖骨まで、首を優しくなで下ろしてみましょう。
上の3つを意識して、顔から首にかけてマッサージをして血行をよくすると、酸素や栄養素が隅々まで行きわたり、見た目のハリ感もアップしますし、線維芽細胞の活性化につながります。
②徹底的な保湿をしましょう
お肌のハリを取り戻すには、徹底した保湿がとても大切です。
- 時間をかけないでメイク油を浮かすようお肌に優しいクレンジング剤を
- 洗顔は必要な時に1分以内で優しく行いましょう
- タップリ水分×3回を意識して補給
この3つの工程で、お肌の潤いを取り戻しましょう。
- 時間をかけないでメイク油を浮かすようお肌に優しいクレンジング剤を
お肌に負担をかけないクレンジング剤を使用することは必須ですね。オイルタイプは洗浄力が高いのですが、乾燥してツッパリやすい特徴もありますので、ミルクタイプ、またはクリームタイプをお勧めします。
クレンジング剤をたっぷりつけて、汚れを浮かすようにクルクルと撫でながら優しく落としていきます。時間は掛け過ぎてはいけないクレンジング剤が多いので、基本手早く済ませます。
- (ダブル)洗顔は(毎日しなくても良いのです。)必要な時に1分以内で優しく行いましょう
お肌がキュッキュッとなるくらいの洗顔を若いころから続けていると40代になると後悔します。乾燥して、ハリが無くなりシワや毛穴が目立ちやすくなるからです。メイクをしていたらクレンジングだけで充分です。一日外で過ごしてUVクリームを落したいならクレンジングを。一日ノーメイクでしたら、35℃くらいのぬるま湯で優しく流す程度にしましょう。
それでは気になるという方は、シンプルな化粧水をコットンにたっぷり含ませて優しく拭き取ってもOK。
- タップリ水分×3回を意識して補給
1回目は、片手にローションを取って、もう片方の3本指でお顔全体にむらなく付けます。2回目は、両手のひらにローションを取って、手のひら全体で優しくつけます。3回目も、両手のひらにローションを取って手のひらで優しくプレスしながらつけます。
乾燥してしぼんでいるお肌には、油分よりもまず水分です。水分補給をしっかりしてあげると、お肌の水分と油分のバランスが整って、ぷるんとしたお肌になるのですよ。
お肌にハリを出してプルプル、ぴん!となる方法まとめ
ハリが無くなる原因は
- ハリを保つ成分が減少すること
- 表皮の乾燥
です。
どうすればしぼんだお肌に、ぴん!とハリを取り戻すことができるのか、その対策は
- 線維芽細胞にアプローチするマッサージ
強く、ぐいぐい押す必要はありません。優しくなでるようにして、血行を良くしていけばいいのです。
お肌を傷めないために、クリームかオイルを塗って手が滑らかに滑るようにするといいでしょう。
小鼻の横あたりから、頬骨の下を通って、上顎の付け根の方まで、少しずつ指をずらしながらプッシュしてみてください。
そして、耳の付け根あたりから鎖骨まで、首を優しくなで下ろしてみましょう。
上の3つを意識して、顔から首にかけてマッサージを。
- 徹底的な保湿
時間をかけないでメイク油を浮かすようお肌に優しいクレンジング剤を
洗顔は必要な時に1分以内で優しく行いましょう
タップリ水分×3回を意識して補給これらのことを意識して今日からやったら3週間後にはプルプルのお肌が待っていますよ。
楽しみながら続けていきましょうね。