30代後半になると、ほうれい線やたるみなどが気になり始める方も多いでしょう。
ブルドック顔のような老け顔にならないようにするためには、シワやたるみを改善する必要があります。
では、具体的にどのようにすればブルドック顔を改善できるのでしょうか?
まずは、ブルドック顔の特徴を理解し、ペットボトルを使った改善方法をご紹介していきましょう。
ブルドック顔の特徴
ほうれい線・マリオネットラインが両方見られる
ブルドック顔は、30代以降になるとたるみや姿勢の悪さなどによって引き起こされます。
ほうれい線やマリオネットラインは、ブルドック顔の特徴の1つです。
ほうれい線は顔の構造上誰にでもできるシワと言われていますが、頬のたるみが進むとさらに目立つ傾向にあります。
マリオネットラインは、口角から顎にかけてできる2本のラインです。
口元のラインとよく似ている腹話術の人形に例えると分かりやすいでしょう。
マリオネットラインも頬のたるみによってできるシワです。
フェイスラインが全体的に落ち、たるんでいる
フェイスラインがたるんでしまうと、顔が全体的に下がって見えるためブルドックのような顔になります。
フェイスラインと言っても皮膚は頭皮から下までつながっているものなので、顔だけでなく頭皮や首などにも表れる可能性も考えられるでしょう。
鏡で自分の顔を見た時にフェイスラインが全体的に下がっていると感じたら、ブルドック顔に近付いてきているサインです。
目の下のたるみが見られる
目元は年齢が出やすい場所ということをご存知でしょうか?
特に目の下はたるみが目立ちやすい場所でもあり、シワにもなりやすいです。
目元は、筋肉の衰えや肌のハリ・弾力などを司る組織が減少することで引き起こされます。
また、生まれつき涙袋が大きい方の場合はたるみが目立ちやすいでしょう。
額に横ジワが見られる
額は筋肉が少ないので、眉間にシワを寄せたり肩を上げたりしていると、いつの間にか額に横ジワができていることがあります。
額の横ジワは、表情の癖だけでなく紫外線による負担や加齢などによって肌の弾力が失われて起こると言われており、1度シワができると残りやすいことも特徴です。
首にくっきりとシワが残っている
顔全体のたるみが進行していくと、首にも横ジワやたるみが出てきてしまいます。
首のシワはブルドック顔を強調してしまうと言われており、目元と同様で年齢が出やすいです。
パソコンやスマホ操作が日常化している現代では、首のシワができやすい環境となっています。
また、寝ている時の姿勢や肌の乾燥なども首のシワを作ってしまう原因です。
二重あごになる
二重あごは、肥満・姿勢の悪さ・むくみ・たるみなどが原因で起こります。
特に、あごの周りや表情筋などの筋肉が加齢で衰えると二重あごになりやすいでしょう。
皮膚がたるみ余分なお肉によって二重あごになると、ブルドックのような顔になってしまいます。
ペットボトルを使ってブルドック顔を改善しよう
ペットボトルを使用すると口輪筋が鍛えられる
ブルドック顔の原因でもあるほうれい線やたるみは、ペットボトルを使用したエクササイズで改善可能です。
ペットボトルエクササイズは、口にペットボトルを咥えて唇の力を使って行うのが基本で、『口輪筋』と呼ばれる口の周りにある筋肉を鍛え、自然に表情筋を鍛えることができます。
口輪筋は全ての表情筋の筋肉とつながっていると言われているため、リフトアップにも効果的です。
また、口輪筋を意識的して鍛えると頬の筋肉全体を支えられるため、ほうれい線を改善できるだけでなく顔全体のリフトアップも期待できるでしょう。
不要なペットボトルを使用するのでお金をかけずにエクササイズでき、継続しやすく自宅で気軽にできる点が魅力です。
ペットボトルで口周りの筋肉を鍛える方法
まず、2リットルサイズで柔らかい素材の空ペットボトルを用意してください。
肩幅と同じ位足を開き、「ほー」と声を出しながら息を吐きます。
その後、唇の力でペットボトルを咥えて、お尻を閉めるよう意識しながらペットボトルがへこむ位に大きく息を吸い込みましょう。
再度息を吐く時はペットボトルを口に咥えたままで、お尻の力を緩めながら頬を膨らませてへこみを直すようにします。
毎日3セットずつ行って2週間程継続したら、ペットボトルに水を入れたエクササイズに移りましょう。
ペットボトルに水を入れたエクササイズは、水を少量(100ml程度)入れ、歯を使わずに唇の力で持ち上げた状態を10秒キープするだけです。
歯で噛まないよう注意しながら、3回を3セット繰り返せば完了です。
水を入れたエクササイズに慣れたら、少しずつ水の量を増やしていくとさらに効果がアップします。
ペットボトル以外でブルドック顔を解消する方法
歯磨きを使ったリフトアップ方法
歯磨きをしながら頬のリフトアップをすることも可能です。
まず、顔は正面を向いて目を見開きます。
その後頬を持ち上げてにっこりと笑顔を作り10秒保ちましょう。
笑顔を作る時は下の歯が見えないようにして、目の周りにシワができないようしっかりと保つことがポイントです。
歯磨きしながら簡単にできるエクササイズですが、毎日欠かさず行えば頬のリフトアップ効果が期待できます。
口を閉じて、内側からほうれい線をプレスするように舌を動かすエクササイズもおすすめです。
時計回りに3回プレスした後、逆回りで同じく3回プレスするだけで簡単に口輪筋にアプローチできます。
舌を動かすだけの簡単エクササイズ
舌には『舌骨』と呼ばれる骨があり、首にあるたくさんの筋肉とつながっていると言われています。
首には顔のリンパも集中しているため、普段から舌の位置を意識しておくことも大切です。
日中起きている時には、舌の位置を前歯の裏に置くよう意識するだけでもエクササイズになります。
また、口の中で舌をぐるぐる回す筋トレも、顔のリンパを刺激してむくみやたるみ解消に効果的です。
毎日コツコツ継続して行うことで、ブルドック顔とは無縁になれるでしょう。
スキンケアも重要!
ほうれい線やたるみが原因のブルドック顔を改善するには、エクササイズだけでなく普段のスキンケアもきちんと行わなければなりません。
エクササイズだけをしっかり行っていても、スキンケアを怠っていては意味がないからです。
毎日のスキンケアは、肌の状態を整え内側からハリ出す効果があります。
自分の肌質や状態に合わせ、自分に合うものを選ぶようにしましょう。
まとめ
今回は、ブルドックのような顔を改善する方法として、ペットボトルを使ったエクササイズについてご紹介してきました。
老け顔に見られてしまうブルドック顔に悩んでいる方は少なくないでしょう。
ほうれい線や顔のたるみなどは、毎日コツコツとエクササイズをすれば改善できる可能性があります。
ペットボトルを使ったエクササイズであれば、お金もかからず手軽に始められ、継続しやすいです。
普段から舌の位置や自分に合うスキンケアを行うこともポイントとなります。