実年齢よりも年上に見られると悩んでいる女性は多いです。
大人っぽく見えると捉えることもできますが、老けて見られていると同義でもあるので悩んでしまうのも仕方ありません。
しかし、見た目の印象というは髪型が大きく影響しているため、髪型を変えれば一気に老け顔を改善して若く見られることも可能です。
そこで今回は、
・若々しく見える髪型を知りたい
・老け顔の印象をどうにかしたい
という悩みを抱えている方に向けて、
老け顔に見えてしまう人の特徴
髪の毛がパサついている、ボリュームがない
老け顔に見えてしまう人は、髪がパサついている、ボリュームがないなど、共通する見た目の特徴があります。
加齢によって肌だけでなく髪の毛も栄養不足になると言われており、頭皮の厚みが少なくなって血流が悪い状態のパサついた髪が「エイジング毛」と呼ばれるものです。
若い頃とは髪質が変わってきたと感じている方も多いかもしれませんが、エイジング毛が増えていくと、全体的に見た目が老けた印象になってしまいます。
顔が面長
顔の形が面長の人は、丸顔やベース型の人比べて大人っぽく見られる傾向があります。
顔が縦に長いと上品で落ち着いた印象を与えるので、実年齢より年上に見られる人やクールな印象を与える人が多いです。
面長であるが故に老け顔で悩んでいる方は多いかと思いますが、面長は日本人の顔の中でもシャープで美人顔になりやすいというメリットも持っています。
頬がこけている、骨ばっている
加齢と共に頬やこめかみがやせ細り、頬骨が目立って骨ばった顔つきになる人も多いでしょう。
頬のくぼみも、一気に老け顔を印象付けてしまう一因です。
丸みがなく骨ばった頬は老けて見られ、丸みがありふっくらとした頬は若々しく見られます。
前髪だけで若く見える!おすすめスタイル
長さのある前髪は「斜めに流す」
前髪が顔全体の印象に及ぼす影響は大きく、前髪をチェンジするだけでも今より若く見せることができます。
長めの前髪の場合は、斜めに軽く流すだけでセンター分けよりも若々しく見えるでしょう。
中央ではなくあえて斜めに流すと額が髪の毛で隠れる部分が多くなり、小顔効果が期待できます。
また、センター分けよりも前髪にボリューム感が出るので、ボリュームの少なさによる老け顔の印象を緩和できます。
流した前髪を両サイドの髪と一緒にゆるく巻くアレンジも加えると、大人っぽくも若々しい印象になるのでおすすめです。
ぱっつん前髪もアリ!
前髪のある髪型は、前髪のない髪型よりも比較的幼い印象を与えられます。
面長の方は特に、ぱっつん前髪にすると額の長さがカバーされ、面長による老け顔の印象を薄めることができるのでおすすめです。
ただし、眉上の短いぱっつんはあまりにも幼い印象になってしまい、額を隠す効果も弱まって逆に違和感を与えてしまうのでNGとなります。
長さの目安としては、目よりは上でかつ眉毛は見えない程度のラインが良いでしょう。
前髪からサイドをふんわりウェーブさせる
前髪を作りつつ、サイドの毛も含めてふんわりとウェーブさせるようにまとめると、大人っぽさを維持したまま若見えの印象が演出できます。
前髪を作ると幼くなりすぎてしまうと感じている方におすすめです。
パーマをかけたりアイロンで巻いたりしてふんわりさせると、クールな印象を和らげつつ大人スタイルに仕上がります。
前髪なしにするならサイドに膨らみを持たせる!
もちろん、前髪なしのセンター分けスタイルでも若く見せることはできます。
その場合は、ボブスタイルにして両サイドの髪にふんわりとボリュームを持たせるようにしましょう。
顔全体でひし形を意識したシルエットにすると、バランス良く老け顔に見られません。
若く見えるためには髪質やカラーも大切
髪にツヤを与える
老け顔に見られる原因は髪質も大きく関わっているので、ヘアケアを工夫すると若く見せることができます。
加齢によるエイジング毛がなかったとしても、カラーや日々のダメージによって傷んだ髪は、老けた印象を与えてしまいます。
髪の毛は一度ダメージを受けて傷んでしまうと元の健康な髪には復活しないので、シャンプーやトリートメントなど日々のケアから気を付けていくことが重要です。
自分の髪質や悩みに合ったシャンプーを選ぶと、髪の状態が改善されてツヤのある髪になります。
髪のタイプや合ったシャンプーが分からない場合は、美容室で美容師さんにおすすめを尋ねてみるのもおすすめです。
サロン専売のトリートメントなどを試してみても良いでしょう。
ブローで自然にボリュームをアップさせる
髪の毛を洗った後やスタイリングの際に行うブローのやり方も重要です。
正しいブロー方法を行うと、いつもの髪もボリュームアップされることができます。
・髪の毛の下から温風を当てる
上からドライヤー当てると、髪の根本がぺたんとなってしまうので、髪の下側や内側から温風を当てるようにしましょう。
最初に根本を意識して乾かし、根本が乾いたら髪の流れとは反対方向にドライヤーを当てます。
最初から分け目を意識して乾かすと髪にボリューム感が出ないので、分け目は気にせずランダムに乾かしていきましょう。
特に頭頂部と後頭部をボリュームアップさせるように風を当てると、全体的にふんわりとした仕上がりになります。
また、前髪はブローブラシを使って下から梳かしつつドライヤーを当てると、ぺったんこにならず空気感が生まれます
・冷風も効果的に使う
髪の毛のボリュームを出したい部分、頭頂部や後頭部を握って根本に温風と冷風を交互に当てると、ボリュームアップします。
仕上げにスタイリング剤を付けると長時間キープできるので、出かける前のブローにおすすめです。
温風と冷風を使用することで、毛髪内の水素結合をコントロールして髪全体にまとまりを与えることもでき、ツヤが生まれるので若々しくなります。
自分に合った髪色を取り入れる
髪色によっても顔の印象はかなり変わります。
地毛のままの黒髪よりも明るいカラーにすると若々しく見られますが、単に明るくすればするほど若く見える訳ではなく、自分に似合う色を選ぶのがポイントです。
最近トレンドのアッシュ系は染めたての色は落ち着いていますが、色落ちするスピードも早いので、こまめに染め直しに行けない人は控えた方が良いでしょう。
色落ちしたパサパサの髪の毛は、傷んだように見えて老け顔の印象を強めてしまいます。
ブラウン系で地毛より少し明るい色は色落ちせず比較的長持ちするのでおすすめです。
肌のパーソナルカラーによっても似合う髪色と似合いづらい髪色があるので、気になる方は診断してみても良いでしょう。
まとめ
今回は、老け顔に悩んでいる方に向けて、若見えするおすすめのヘアスタイルやヘアケアのポイントについてご紹介しました。
前髪を作ると前髪なしのヘアスタイルよりも若々しく見えるので、新しい髪型を試してみたい方はぜひ挑戦してみてください。
また、前髪なしの髪型でも、斜めに分けたりサイドを巻いたりするなど少しの工夫やアレンジで人に与える印象が大きく変わります。