顔の印象を左右するパーツでもある鼻に悩みを抱えている人もいるでしょう。
鼻が低い、団子鼻など、自分の顔に自身が持てない原因が鼻の場合もあります。
いくら鼻がコンプレックスでも「整形はしたくない」と考えているのなら、綺麗な鼻筋を作るマッサージやメイク術で悩みを解消しましょう。
鼻筋がある人・ない人の特徴
鼻筋がある人の特徴
眉間から鼻先までのラインが鼻筋にあたる部分です。鼻筋がある人の特徴としては、鼻が高く眉間から鼻先までのラインが真っ直ぐに伸びていることが挙げられます。
特に、外国人に多い「ローマ鼻」に憧れを抱く日本人は多いです。
ローマ鼻とは、目頭あたりの鼻筋が窪み、その窪みから真っ直ぐに伸びている鼻のことを言います。スッと高く綺麗なラインで伸びている鼻は立体的で、顔の印象も華やかになるでしょう。
鼻筋がない人の特徴
鼻筋がない人の特徴としては、鼻が低い、鼻が小さい、小鼻だけが大きい、などが挙げられます。日本人に多い特徴でもありますが、童顔に見られるメリットはあります。
鼻筋がない鼻にも種類があるので、いくつか見ていきましょう。
・団子鼻
比較的低い鼻で、先端部分が団子のように丸みがある鼻のことを言います。
・あぐら鼻
あぐら鼻は小鼻があぐらをかいているように横に広がっている特徴があります。
横に広がっている分、鼻が低く見えてしまうのです。
・豚鼻
鼻先が上を向いていることで鼻の穴が見えてしまうことが豚鼻の特徴です。
アップノーズと呼ばれることもあります。
鼻筋を作るテクニックその1・マッサージで綺麗な鼻筋を作る
顔全体のリンパを促すマッサージ方法
鼻をスッキリとした印象にしてくれるリンパマッサージでコンプレックスを解消していきましょう。
①準備
マッサージを行う前に、美容液やクリームなどを肌や手に馴染ませてからマッサージを行いましょう。
②首筋のリンパを流す
人差し指と中指、薬指の腹を使い、耳の後ろあたりから鎖骨に向かってリンパを流していきます。
マッサージをするようにグッグッと押していくのではなく、スッと流すように手を動かしてください。
③フェイスラインのリンパを流す
顎部分から耳のあたりまでを手のひら全体を使って引き上げていきます。
押し流すように手を流すのがポイントです。
④小鼻脇のリンパマッサージ
小鼻の脇には老廃物が溜まりやすいと言われています。
小鼻から少しずつ横にずらしながら人差し指の第2関節を使って力をかけながら押していきます。
これを3回行います。
⑤頬を引き上げる
次に、顎の下に親指を添えて、人差し指のヘリ部分で頬を持ち上げるように小鼻の脇から耳の横までマッサージをしていきます。
小鼻から耳まで一気に引き上げ、溜まっている老廃物をリンパに流すように圧をかけることがポイントです。
小鼻脇のマッサージと同様に、3回ほど行いましょう。
⑥耳のマッサージ
次に、顔の浮腫みを解消するため耳のマッサージを行います。
人差し指と中指を使って耳を挟み、前方向にグルグルと回した後に、後ろ方向にもグルグルと回します。
前後5回ほど回しましょう。
⑦眉毛付近のマッサージ
親指を使って眉下にある窪みに圧をかけ、眉毛に沿いながら圧をかけ続け、こめかみまでマッサージをしていきます。
3、4回繰り返しましょう。
⑧引き上げマッサージ
片方の手でこめかみを抑えながら、もう片方の手を使って顎から耳元まで引き上げるようにマッサージをします。
口を閉じたまま行うのがポイントです。
小鼻を押し上げるマッサージ方法
小鼻を小さくするマッサージ法です。
①窪みを探す
目元から鼻の脇部分を触っていくと、鼻の中央部分に窪みがあることが分かるでしょう。
その窪み部分をマッサージしていきます。
②押し上げマッサージ
窪みに親指を置き、骨を前に出すように斜め上に向かって圧をかけながら押し上げていきます。
1日5分間ほど行いましょう。
すぐに効果が出ることはなく、長期間行うことで骨が動いてきます。
毎日実践していけば段々小鼻の大きさも変わってくるでしょう。
小鼻を柔らかくしてから引き上げるマッサージ方法
鼻を高くするセルフマッサージです。
①鼻を挟む
中指と人差し指を小鼻にあてて両方の指で鼻を挟みます。
②グルグルと回す
皮膚を傷めないように優しく回しながらマッサージをしていきます。
③引き上げマッサージ
小鼻が柔らかくなったら中指と人差し指を使って鼻をかむように圧をかけながら、鼻を前に引き上げていきます。
④眉間のマッサージ
親指の腹部分を使って眉間にある窪みをマッサージしましょう。
⑤小鼻をつまむ
鼻全体が柔らかくなったら、小鼻をつまんで引き上げるようにマッサージをし、終了です。
鼻筋を作るテクニックその2・鼻筋がなくなる習慣を止める
指で鼻の穴をほじる
鼻の穴をほじると小鼻が刺激されるので、鼻の穴の形や向きが変わってしまいます。
鼻の穴が広がる原因にもなるのでやめましょう。
鼻に強い力を与える
鼻をつまむことが癖になっている人はいませんか?
考え事をしていたり、鼻がムズムズする時など、無意識に鼻をつまんだり絞ったりする行為は鼻の形を崩す原因となります。
鼻の毛穴に詰まった汚れをつまんで押し出す行為も力を与えるのでやめましょう。
鼻にティッシュを詰める
風邪を引いて鼻水が出る時や鼻血が出た時に、鼻にティッシュを詰める人もいるでしょう。
しかし、無理にティッシュを詰めることや長時間鼻に詰め続けると小鼻が広がる可能性があります。
鼻筋を作るテクニックその3・ない鼻筋をメイクで作る
ベースメイクで余計な影をなくす
メイクで鼻筋を作りたいのならベースメイクが肝心です。くすみや赤みのある肌は影ができてしまうため、鼻の形が悪く見えてしまいます。
鼻の周辺や小鼻の脇にコンシーラーをのせ、指を使って優しく馴染ませましょう。厚塗りをするとすぐに崩れてしまうので薄塗りが鉄則です。
シェーディングは眉頭の下から入れる
シェーディングは、眉頭の下から曲線を描くように入れることで立体感が生まれます。鼻のつけ根部分だけを濃くし、他は薄く入れることでさらなる立体感につながるでしょう。
ハイライトは細目に入れると効果的
鼻を高く見せたいのなら、ハイライトは必須です。ただし、鼻の頭にハイライトを入れると鼻の頭や穴が余計に目立ってしまいます。
鼻のつけ根部分と鼻の中央部分に細く真っ直ぐにハイライトを入れると効果的です。
チークは少し内側に、リップはやや濃いめのカラーがおすすめ
チークとリップを欠かさないことで、鼻から目をそらせることができます。チークは、内側に入れることで可愛らしい印象を与えてくれるものです。
リップを濃い目のカラーにすることで、目線を口元に誘導できるので、鼻にコンプレックスを抱いているのならおすすめの方法と言えます。
まとめ
自分の鼻が嫌いでも、整形だけはしたくないと考える女性も多いです。しかし、マッサージやメイクを取り入れるだけでコンプレックスを解消することにつながります。
また、日々の習慣によって鼻の形に影響を与えることもあるでしょう。
自分に自信を持てるよう、鼻に悪影響を及ぼすような習慣はやめ、鼻筋を作れるようマッサージを習慣的に取り入れることが大切です。